第13戦『第39回大王製紙エリエールレディスオープン』

JLPGAツアー2020-21シーズン第13戦『第39回大王製紙エリエールレディスオープン』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)大会が11月19日～22日までの4日間、愛媛県松山市・エリエールゴルフクラブ松山(6,545Yards/Par 71)で開催されました。

facebook　大王製紙エリエールレディスオープン

今年のキャッチコピーは《Always keep smiling 》女子プロ、ギャラリーの皆様、スタッフ、大会に関わる全ての人がこの大会を通じて笑顔になって欲しい。こんな時だからこそ、みんなに笑顔でいて欲しい。そんな願いが込められています。

いよいよネット中継が無くなりました。今までのトーナメントの楽しみ方に戻ってきた感じです。JLPGAのHPのスコアボードを更新しんがら過ごすことも楽しみに１つに加えましょうか。

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1 1・２日目を終えて
2 LPGAニュース集
3 ２日目終了時点のリーダーズボード
4 3日目
5 エリエールレディース最終日
6 最終日リーダーズボード
7 エリエールレディースのまとめ

1・２日目を終えて

プラチナ世代の勢いが止まりません。笠生優花選手・古江彩佳選手・西村優奈選手、今年のLPGAの顔が今大会も頑張っています。

ジュニア時代から、国旗を背負っての代表選手として各地を転戦してきた猛者たち。プロに憧れワクワクする気持ちを抑えきれず、日々の練習の成果を思う存分試合で発揮している印象です。

個人の成績が数値で出てしまう苦しい競技のはずですが、まさに古江彩佳選手は《Always keep smiling 》を実践し、ゴルフを楽しんでいるようにすら感じます。まだまだ伸びしろがあることも同時に感じます。高い所まで登って行って欲しいものです。

LPGAニュース集

1日目

渋野が絶賛した古江彩佳　2週連続Vへ65

西村優菜が首位　2連続＋5連続の妙技

ボギーフリーの渋野日向子　連覇へ4位発進

明日へ－ひとこと　最新情報【第39回大王製紙エリエールレディスオープン】

初日８番H150yPAR3で見事ホールインワンを達成した田中瑞希選手。試合でのホールインワンは人生初だといい「ガシャーンっていう音がして、うわ、入ったと思いました。ボールはピンに真っすぐいっていました。久々にゴルフをしていてうれしかったです」と振り返った。

2日目

笹生優花　1億円へ進化の証明

勝みなみ　すべらない3位

ミス・ノーベンバー　ペソンウが来た

明日へ－ひとこと　最新情報【大王製紙エリエールレディスオープン】

２日目終了時点のリーダーズボード

RANK	PLAYER	SCORE	TODAY	1R	2R	3R	4R	TOTAL
1T	笹生優花	-7	-1	65	70			135
1T	西村優菜	-7	-1	65	70			135
3T	勝みなみ	-6	-3	68	68			136
3T	古江彩佳	-6	0	65	71			136
5T	ペソンウ	-4	-4	71	67			138
5T	イナリ	-4	-2	69	69			138
5T	小祝さくら	-4	-3	70	68			138
8T	藤本麻子	-3	-1	69	70			139
8T	永井花奈	-3	-5	73	66			139
8T	松田鈴英	-3	-1	69	70			139
8T	イミニョン	-3	0	68	71			139
8T	李知姫	-3	0	68	71			139
8T	渡邉彩香	-3	-3	71	68			139
8T	ユンチェヨン	-3	-1	69	70			139
15T	篠原まりあ	-2	0	69	71			140
15T	菊地絵理香	-2	1	68	72			140
15T	@桑木志帆	-2	-3	72	68			140
15T	山城奈々	-2	-2	71	69			140
15T	吉田優利	-2	-2	71	69			140
20T	笠りつ子	-1	0	70	71			141
20T	上田桃子	-1	-3	73	68			141
20T	大山志保	-1	-2	72	69			141
20T	葭葉ルミ	-1	-1	71	70			141
20T	若林舞衣子	-1	-1	71	70			141
20T	イボミ	-1	2	68	73			141
20T	河野杏奈	-1	2	68	73			141
20T	竹内美雪	-1	-2	72	69			141
20T	渋野日向子	-1	2	68	73			141
20T	三ヶ島かな	-1	0	70	71			141
30T	吉本ここね	0	1	70	72			142
30T	有村智恵	0	-1	72	70			142
30T	木戸愛	0	-1	72	70			142
30T	成田美寿々	0	-3	74	68			142
30T	高橋彩華	0	-3	74	68			142
30T	松森彩夏	0	-1	72	70			142
30T	酒井美紀	0	-4	75	67			142
30T	仲宗根澄香	0	-1	72	70			142
30T	濱田茉優	0	-2	73	69			142
30T	@花田華梨	0	-3	74	68			142
40T	新垣比菜	1	-1	73	70			143
40T	河本結	1	-2	74	69			143
40T	テレサ・ルー	1	-1	73	70			143
40T	岡山絵里	1	-2	74	69			143
40T	鈴木愛	1	1	71	72			143
40T	但馬友	1	1	71	72			143
40T	木村彩子	1	0	72	71			143
47T	ｾｷﾕｳﾃｨﾝ	2	-1	74	70			144
47T	宮里美香	2	-1	74	70			144
47T	全美貞	2	0	73	71			144
47T	野澤真央	2	-3	76	68			144
47T	永峰咲希	2	-1	74	70			144
47T	大里桃子	2	1	72	72			144
47T	山下美夢有	2	3	70	74			144
47T	辻梨恵	2	-1	74	70			144
47T	金澤志奈	2	2	71	73			144
以上、予選通過
56T	福田真未	3	0	74	71			145
56T	リハナ	3	1	73	72			145
56T	髙木優奈	3	2	72	73			145
56T	西郷真央	3	1	73	72			145
56T	田辺ひかり	3	0	74	71			145
61T	下川めぐみ	4	4	71	75			146
61T	比嘉真美子	4	3	72	74			146
61T	森田遥	4	1	74	72			146
61T	石川怜奈	4	-1	76	70			146
61T	@阿部未悠	4	2	73	73			146
61T	川岸史果	4	3	72	74			146
61T	大城さつき	4	1	74	72			146
61T	工藤遥加	4	1	74	72			146
61T	澁澤莉絵留	4	0	75	71			146
61T	稲見萌寧	4	1	74	72			146
61T	服部真夕	4	2	73	73			146
61T	穴井詩	4	2	73	73			146
61T	吉本ひかる	4	3	72	74			146
74T	ペヒギョン	5	4	72	75			147
74T	田中瑞希	5	2	74	73			147
74T	脇元華	5	-1	77	70			147
74T	藤田さいき	5	1	75	72			147
78T	エイミー・コガ	6	6	71	77			148
78T	大出瑞月	6	2	75	73			148
78T	サイペイイン	6	4	73	75			148
78T	青木瀬令奈	6	4	73	75			148
78T	米澤有	6	3	74	74			148
78T	安田祐香	6	2	75	73			148
84T	東浩子	7	1	77	72			149
84T	坂之下侑子	7	1	77	72			149
86T	安田彩乃	8	4	75	75			150
86T	大西葵	8	2	77	73			150
86T	S.ランクン	8	0	79	71			150
86T	沖せいら	8	2	77	73			150
90T	淺井咲希	9	2	78	73			151
90T	小林咲里奈	9	8	72	79			151
92T	柏原明日架	10	6	75	77			152
92T	佐伯朱音	10	6	75	77			152
94	小川陽子	12	5	78	76			154

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3日目

古江彩佳　驚異の30.77%で2週連続Vへ挑む

JLPGAツアー2020-21シーズン第13戦『第39回大王製紙エリエールレディスオープン』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)大会第3日が11月21日、愛媛県松山市・エリエールゴルフクラブ松山(6,545Yards/Par 71)で行われた。絶好のコンディションに恵まれ、好スコアが続出。この日のベストスコア、64をマークした古江彩佳が通算13アンダーで首位を奪回した。2打差の通算11アンダー、2位は笹生優花。16番でホールインワンを達成した上田桃子が8位タイへ上昇し、渋野日向子も通算3アンダーで14位タイと順位を上げている。

(天候：晴れ　気温：17.8℃　風速：東北東2.8m/s)

　首位奪回。古江彩佳が前日とは一変したプレーで、64をマークした。7バーディー、ノーボギーと文句なしの内容に、「うれしいですけど、試合はまだ終わっていません。より気を引き締めたい」と背筋を伸ばす。とても20歳とは思えない。とにかくスキがないのだ。淡々とショットを重ね、チャンスを確実に決める。

　「一番は、いいリズムでプレーができたことだと思う。きのうは、トップでタメがない。ちょっとしたことですけどね。おかげでショットが良かった。そういえば、他には何も考えていなかったですね。それだけ、集中していた」。まるで他人事のように話した。

　ターニングポイントは5番。ピン左横から3メートルのパーセーブに成功する。「のぼりのスライスラインでした。あれが決まって、リズムに乗れた感じ」。なるほど、7番から一気に上昇カーブを描いた。バーディーは勢いがつく特効薬だろう。ただし、自身の真骨頂は、ボギーを叩かないことにある。「スコアをつくるには、バーディーをとることよりも、ボギーを叩かないことだと思います」。

　一喜一憂することもない。精神面の強さも特筆ものだ。冷静に分析しているからこそ、抜群の安定感を生みだす。経験だけでは得られない天性の資質だ。修正力もトップクラスになった。代名詞のようになったボギーフリー。この日で今シーズン39ラウンド中、12回目を記録した。割合にすると30.77パーセントだ。一概に比較はできないものの、元世界女王・申ジエが2015年連続ノーボギー記録、81ホール（ホールバイホールの記録が残る1990年以降）を樹立した。この時は、14.05パーセントである。驚異的な確率だろう。

　ボギーフリーは、ストレスフリー。最終日は、笹生優花との一騎打ちが濃厚だ。「（意識は）変わらない。笹生さんはバーディー数が多い。飛ばして、ポンポンといれるような感じでしょうか。私の勝手なイメージですけど…。とにかく、リズムを崩さないことを心がける」と落ち着き払っていた。2週連続優勝は、超ハイレベルの競演となる。個性派の激突は、百花繚乱のJLPGAツアーにふさわしい。＜出展：LPGA HP＞

渋野日向子、驚異の粘り　池ポチャ2回も68

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上田桃子　500万円のワンショット

TV　ニュースより

エリエールレディース最終日

古江彩佳　静かに2週連続V

JLPGAツアー2020-21シーズン第13戦『第39回大王製紙エリエールレディスオープン』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)大会最終日が11月22日、愛媛県松山市・エリエールゴルフクラブ松山(6,545Yards/Par 71)で行われ、古江彩佳が通算15アンダーで2週連続優勝を飾った。3打差の通算12アンダー、2位にイミニョンが入り、3位タイは通算9アンダーの菊地絵理香、笹生優花。また、渋野日向子が66の猛チャージで今季初のトップ5入りを果たした。

(天候：曇り　気温：18.2℃　風速：北2.0m/s)

今回も、静かな優勝劇。少しの笑顔があっただけだ。ガッツポーズもなし。古江彩佳が2週連続優勝を飾った。アマチュア時の優勝を含めると、早くもJLPGAツアー4勝。今季3勝目は本当に強かった。優勝を意識したのは、「18番へ入ってからですね。2位と差があったので、安心感はあったけど、ホールアウトするまで何が起こるかわかりません。気を抜かないように注意しました」という。

大混戦が予想された最終日。スタートから、淡々と18ホールをプレーしているように映る。そして、気がつけば優勝だ。

「今までの優勝は、すべて3日間大会。だから、4日間大会の今回は少しプレッシャーがあった。また、今年の2勝はプレーオフ。次に勝つ時はちょっと安心して－という気持ちも少しだけ…。これを機に、4日間大会も頑張っていけるのかなぁと自信がついた」そうだ。

序盤から、スキを見せない。2番、157ヤードの第2打を7Iで60センチにつけ、楽々とバーディーを奪う。ハデなプレーではなく、確実に。前半終了時、2位とは7打差をつけていた。「やはり、ボギーを叩かないことが大事です。ボギーがなければ安定感につながる」と、改めて口にする。さらに、この勝負哲学について、「高校2、3年ぐらいから、そんな気持ちを養ってきた。父から、バーディーをとっても、その後にボギーだったら意味がないだろう。そんな話をよくしていた」。わかっていても、実行することは難しい。要は試行錯誤しながら実現するにはどうしたらいいかを、自身が熟慮を重ねて続けている証拠なのだ。当然ながら、「これでいい」はない。

ただし、この日は2つのボギーを叩いた。珍しいミスは、18番で3パットをしたことだろう。「カップの手前から、下りになることはわかっていた。でも、そこまでの上りを気にしすぎてパンチが入ってしまった。絶対、バーディーというより2パットでもいいと思ってはいましたけどね」。次戦へ向け、反省すべきところをピックアップする。

一方で、クローズアップされることはなかったものの、今大会は新たな挑戦を行った。ランニングアプローチだ。「試合が続いているから、どんどん調子が良くなる。いい感じですよ」と前置きし、「やってみるしかない。怖がっていると、いつまでもできません。ドキドキするけど、試合でうまくいくと、うれしいからです」。練習をして試合で即、試す。試合で実践できなければ、何もならない。これまた、哲学のひとつ。「新しいことに挑戦することは、レベルを上げる重要な要素です」と話した。

同組でプレーした笹生優花は、「安定感がすごい。私も一生懸命、プレーしました。古江さんはとてもいい人だし、やさしい」と絶賛。なるほど、古江は、いつも穏やかだ。たとえ、うまくいかない時も、「怒りません。怒っても一緒です。いいことはありませんよ」と、笑顔を浮かべた。プロ2年目とはいうものの、実質はルーキーである。20歳から、教えられたことがたくさんあった。

《アラカルト》

◆通算4勝目=20歳179日は宮里藍、畑岡奈紗に次ぐ史上3位

◆2週連続優勝達成=1988年以降39回目

出展：LPGA　HPより

哀→楽の渋野日向子　今季初のトップ5

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最終日リーダーズボード

RANK	PLAYER	SCORE	SCORE	SCORE	SCORE	SCORE	TOTAL	PRIZE
優勝	古江彩佳	-15	65	71	64	69	269	¥18,000,000
2	イミニョン	-12	68	71	67	66	272	¥8,800,000
3T	菊地絵理香	-9	68	72	65	70	275	¥6,500,000
3T	笹生優花	-9	65	70	67	73	275	¥6,500,000
5	渋野日向子	-8	68	73	69	66	276	¥5,000,000
6T	小祝さくら	-6	70	68	71	69	278	¥2,811,666
6T	若林舞衣子	-6	71	70	67	70	278	¥2,811,666
6T	勝みなみ	-6	68	68	71	71	278	¥2,811,666
6T	上田桃子	-6	73	68	66	71	278	¥2,811,666
6T	永井花奈	-6	73	66	67	72	278	¥2,811,666
6T	渡邉彩香	-6	71	68	67	72	278	¥2,811,666
12T	高橋彩華	-5	74	68	70	67	279	¥1,670,000
12T	竹内美雪	-5	72	69	70	68	279	¥1,670,000
12T	李知姫	-5	68	71	69	71	279	¥1,670,000
15T	鈴木愛	-4	71	72	69	68	280	¥1,320,000
15T	葭葉ルミ	-4	71	70	70	69	280	¥1,320,000
15T	イボミ	-4	68	73	70	69	280	¥1,320,000
15T	西村優菜	-4	65	70	71	74	280	¥1,320,000
19T	仲宗根澄香	-3	72	70	71	68	281	¥980,000
19T	吉田優利	-3	71	69	74	67	281	¥980,000
19T	三ヶ島かな	-3	70	71	71	69	281	¥980,000
19T	大里桃子	-3	72	72	67	70	281	¥980,000
23T	木戸愛	-2	72	70	72	68	282	¥870,000
23T	大山志保	-2	72	69	73	68	282	¥870,000
23T	イナリ	-2	69	69	72	72	282	¥870,000
23T	テレサ・ルー	-2	73	70	67	72	282	¥870,000
23T	ペソンウ	-2	71	67	71	73	282	¥870,000
28T	河本結	-1	74	69	70	70	283	¥770,000
28T	篠原まりあ	-1	69	71	72	71	283	¥770,000
28T	河野杏奈	-1	68	73	70	72	283	¥770,000
28T	宮里美香	-1	74	70	73	66	283	¥770,000
28T	吉本ここね	-1	70	72	69	72	283	¥770,000
33T	笠りつ子	0	70	71	72	71	284	¥680,000
33T	@花田華梨	0	74	68	72	70	284	¥0
33T	岡山絵里	0	74	69	71	70	284	¥680,000
33T	山下美夢有	0	70	74	71	69	284	¥680,000
33T	松田鈴英	0	69	70	71	74	284	¥680,000
38T	藤本麻子	1	69	70	74	72	285	¥560,000
38T	辻梨恵	1	74	70	69	72	285	¥560,000
38T	成田美寿々	1	74	68	72	71	285	¥560,000
38T	ユンチェヨン	1	69	70	73	73	285	¥560,000
38T	松森彩夏	1	72	70	73	70	285	¥560,000
38T	ｾｷﾕｳﾃｨﾝ	1	74	70	71	70	285	¥560,000
38T	新垣比菜	1	73	70	73	69	285	¥560,000
38T	山城奈々	1	71	69	77	68	285	¥560,000
46	全美貞	2	73	71	74	68	286	¥470,000
47T	但馬友	3	71	72	68	76	287	¥433,333
47T	金澤志奈	3	71	73	71	72	287	¥433,333
47T	酒井美紀	3	75	67	75	70	287	¥433,333
50T	@桑木志帆	4	72	68	71	77	288	¥0
50T	木村彩子	4	72	71	75	70	288	¥410,000
52	有村智恵	5	72	70	74	73	289	¥400,000
53T	濱田茉優	6	73	69	73	75	290	¥385,000
53T	永峰咲希	6	74	70	71	75	290	¥385,000
55	野澤真央	7	76	68	74	73	291	¥370,000

エリエールレディースのまとめ

TEAM JAPAN出身の92期プレミアム世代の西村優奈選手、安田祐香選手・吉田優利選手の活躍に期待していますが、2019年度にアママュアで優勝した唯一の91期生古江彩佳選手。ちょっと他の選手より安定感が突出しています。

プレイオフを制した２試合の距離感抜群のショット。そして今回の一時、2位と7打差で最終日の独走劇。強さを紐解くちょっとした情報共有したいと思います。

＜2020年度スタッツ＞

パーセーブ率92.2764（パーかそれより良いスコアを獲得する率）・リカバリー率76.6839（パーオンしないホールでパーかそれより良いスコアを獲得する率。）で堂々の１位です。

昨年度１位の申ジエ選手、パーセーブ率で90.3を考えると92％超えは本当にスキがない。緊張したプレイオフの場面でもべたピンショットが打てるし、バンカーショットも含め、グリーンの傾斜がきつくても関係なくどんな場所からでもピンに寄せるアプローチの技術も群を抜いているように感じます。ボギーをたたかないゴルフ。見事です。

＜キャディー＞

今週はハウスキャディさんでラウンドしていました。キャディに頼る選手が多い中、自分のプレイスタイルを貫くため、昨年良かったハウスキャディさんを今年も指名している所が新鮮でいいですね。

古江彩佳選手は、今回の賞金を加えて賞金額が7,310万円で堂々の2位に浮上して利ます。ちなみに1位は笠生優花選手で8,925万円です。

また、11月23日付けの最新のロレックスランキングでは、鈴木愛選手を抜いて16位に。いよいよ東京オリンピックが見えて来ました。

【主なランキング】

　 7位：畑岡奈紗

　15位：渋野日向子

　16位：古江彩佳

　20位：鈴木愛

　48位：笹生優花

　59位：稲見萌寧

　73位：上田桃子