JLPGA ツアー2020-21シーズン第23戦『パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント』（賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円）が4月30日-5月2日の3日間、千葉県市原市・浜野ゴルフクラブ（6,638ヤード/パー72）で開催されました。
今年のトーナメントは若い世代の活躍が目覚ましいですが、今大会はベテランの上田桃子がプレーオフを制して2年ぶりに逆転優勝で、ツアー15勝目を勝ち取りました。
強風の 最終日は、上田の経験があきらかに他の選手より勝る、試合運びでした。
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目次
パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント
主催株式会社テレビ東京、株式会社博報堂DYメディアパートナーズ
特別協賛パナソニック株式会社
主催はフジテレビ、産経新聞、サンケイスポーツ、文化放送、ニッポン放送、BSフジのフジサンケイグループです。
賞金総額8,000万円で優勝賞金は1,440万円で、今大会は無観客での開催となりました。
出場選手一覧と組み合わせ
注目選手はディフェンディングチャンピオンの勝みなみをはじめ、今年4勝・勝率5割の稲見萌寧、今大会が連続出場100試合の節目を迎える小祝さくら。
メルセデス・ランキング上位の古江彩佳、原英莉花、渡邉彩香、西村優菜、上田桃子、ペソンウらが出場しました。
最終日上位のペアリング
11組 大里 桃子、原 英莉花-6、岩井明愛（アマ）-5、
12組 古江彩佳-8、上田桃子、西村 優菜-6
詳細はJLPGAのホームページでご確認くさい。
https://www.lpga.or.jp/tournament/jlpgatour/2021/2031/teetimes/3
テレビ東京系列で放送されました
【地上波】
テレビ東京系列全国6局ネット
5月1日(土) 16:00～17:15
5月2日(日) 16:00～17:15
【インターネット中継】
4月30日(金) 、5月1日(土)、5月2日(日)
テレビ東京スポーツYouTubeチャンネル
Paravi（パラビ）
大混戦の初日のトップは6アンダーで植竹希望
初日のは昨年のステップ・アップ・ツアーの「rashink×RE SYU RYU／RKBレディース」で初優勝を飾った植竹希望が6アンダーで首位に立ちました。
彼女は1998年度生まれのいわゆる黄金世代で、4歳から競技を始め、2017年のプロテストに合格しています。。
華やかなトップ選手の活躍は目につきますが、ほとんどの選手が彼女のように猛練習を積んでレギュラーツアーに参戦している苦労人達です。
レギュラーツアーは参加すのも難しく、試合も100人以上の選手がしのぎを削る厳しい勝負の世界です。
彼女はトータルイーブンの20タイで今大会を終えます。
名前の通り次の試合に希望を持って、活躍して欲しいと思います。
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二日目は古江彩佳が-8で単独首位
二日目は雷雲接近で１時間３３分間の競技中断もありましたが、気持ちをしっかりと持ち続けた古江が-8で単独首位に浮上しました。
アマチュア時代の2017年には「トヨタジュニアW杯」で日本代表入りし、日本チームは団体2位、個人戦はに4位に入り活躍しました。
19年「富士通レディース」でツアー史上7人目のアマチュア優勝を遂げて19歳でプロに転向しました。
ルーキーイヤーの20年に「デサントレディース東海クラシック」でプロ初優勝、その後「伊藤園レディスゴルフトーナメント」「大王製紙エリエールレディスオープン」と優勝をしています。
身長153cmの彼女の強味はフェアウエイキープ率が80％近い正確なショットでしょう。
しかし最勝日の強風には勝てず、6オーバーの10位タイで大会を終了しました。
この日は原英莉花が13番ショートホールで、ノーバウンドで直接カップに入る、いわゆるダンクエースで生涯初のホールインワンを達成しました。
さすが、もってる選手はホールインワンも華やかです。
プレーオフにもつれこんだ史上初のW桃子対決は、ベテラン上田桃子が制しました！
トップの古江彩佳は-8、西村優菜、上田桃子、原英莉花、大里桃子が-6で、続く-5に5人の選手がひしめく大混戦で最終日を迎えました。
最終日は平均風速11m/sの強風で、ほとんどの選手がスコアを伸ばすことができず、ガマン比べの戦いになりました。
上位選手がスコアを崩すなかTODAY＋1でトータル5アンダーで上田桃子と大里桃子がフィニッシュしました。
優勝争いは史上初のW桃子対決でプレーオフに突入しました。
最大瞬間風速が20.2m/sのという強風の中でも上田は冷静でした。
強風で知られる全英オープンに10回も出場し、昨年の「AIG全英女子オープン」では自身メジャー最高の6位に入選しています。
経験に基づく試合運びは、15番ホールのボギー以外はすべてパーセーブを続ける集中力に現れまし。
9番ホールパー3で行われたプレーオフは、上田のセッティングが功を奏しました。
最終日は強風対策で6UTを抜いて5Iに変更しており、それはにまさに9番ホールの為のセッティングでした。
プレーオフ2順目を5Iで打ったボールはピン横15メートルにグリーンオンして、これをツーパットで沈めて大接戦を制しました。
強風のなかでずっとガマンのプレーし続けたご褒美は、嬉しいい2年ぶりの優勝でした。
まとめ
若い頃はアグレッシブで闘志をむき出しにプレーしていた上田桃子も34歳のベテラン選手となって、ゴルフの円熟味が増してきたように思います。
経験豊富なベテラン選手のプレーは、我々アマチュアゴルファーには大いに参考となります。
今後のますますの活躍を期待しています。
上位入賞者
優勝 -5 上田桃子
2位 -5 大里桃子
3位タイ -4 柏原明日架・山下美夢有・穴井詩・ｾｷ ﾕｳﾃｨﾝ・稲見萌寧・@岩井明愛
原英莉花
10位タイ -3 西村優菜・古江彩佳
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