ゴルフサバイバル【2020年】7月の陣最終週のまとめ!

USLPGAツアーは、いよいよLPGAドライブオンチャンピオンシップが開催されています。

期間:2020年07月31日-08月02日 場所:インバーネス・クラブ(オハイオ州)

日本人は、河本結選手、山口すず夏選手、野村敏京選手が参戦してます。

本格的にツアーも再開し、女子プロゴルフ界の楽しみも増えてきました。

USLPGA ドライブオンチャンピオンシップ 

 

日本では、アースモンダミンカップ以来の次戦、NEC軽井沢72ゴルフトーナメントが8月14日(金)から16日(日)の3日間で開催されます。この大会の開催も待ち遠しいですね。

【2020年】NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 無観客開催のお知らせ

 

2020年度初メジャー。無観客での開催が決定した今季最初の海外女子メジャー「AIG全英女子オープン」(2020年8月20日〜23日/スコットランド・ロイヤルトルゥーンGC)へ2019年AIG全英オープン優勝の渋野日向子選手。今回連覇を掛けて参戦します。

その他にも、畑岡奈紗選手、河本結選手、穴井詩選手、上田桃子選手、勝みなみ選手、稲見萌寧選手が参戦を表明しています。是非、日本人選手に奮闘して欲しいですね。そして我々ファンを是非寝不足にさせて欲しいと思います。

AIG 全英女子オープン←このページに2つの動画があります。是非見て欲しいです。

 

前振りが長くなりましたが、ゴルフサバイバル7月の陣もいよいよ今回で最終週となります。

1か月わずか1時間4回の放送の中で、各選手に感情が入ってしまう本当に珍しい番組です。

この番組を毎週追いかけているだけなんですが、選手一人ひとりの性格や特徴、生き様!?も感じることが出来てしまいます。でも、そこはプロの世界。ゴルフのプレイで100万円を賭けて1打1打勝負しており、全員が笑顔の中にも真剣にプレイしている様が見れてとにかく面白い番組です。


ゴルフサバイバルHP:https://www.bs4.jp/golf_survival/

Twitter:https://twitter.com/golf_survival

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ゴルフサバイバル選手紹介!(7月)

名前 年齢 出身 LPGAツアー

獲得賞金

特徴
谷本 純菜 22 徳島 0円 武器はアプローチ
石山 千晶 25 大阪 約52万円 イノシシゴルファー 反省会
宅島 美香 34 岐阜 約4116万円 目指すは最年長優勝
今 綾奈 22 東京 0円 過去2度の7ホール目敗退 反省会
三浦 桃香 21 宮崎 約1337万円 JLPGAツアー最高7位
久保 啓子 33 大阪 約328万円 双子の姉 プロ野球選手の娘
識西 諭里 23 福岡 0円 2019年2月の陣7ホール目敗退 反省会
四村 彩也香 20 北海道 0円 プロテスト合格を目指す研修生 反省会
久保 宣子 33 大阪 約116万円 双子の妹 プロ野球選手の娘 反省会
小林 瑞季 24 東京 0円 法政大学ゴルフ部出身 反省会

 

第1ホール脱落 久保宣子選手

第2ホール脱落 石山千晶選手

第3ホール脱落 小林瑞季選手

第4ホール脱落 識西諭里選手

第5ホール脱落 今 綾奈選手

第6ホール脱落 四村彩也香選手

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各ホールの見どころ

第7ホール355yPAR4

残り4人の争いとなりますが、谷本選手がバーディーでスキップ。

宅島選手・三浦選手・久保選手の3人での争いとなります。

このホールは、フェアウェイ右サイドに大きな池があるのが特徴的なホールです。右ドッグレッグのホールで丁度池の辺りから右に曲がっています。そして、200Y以上を右側へ打つと池ポチャの可能性もあるため、ドライバーで打つ場合は、左側へキッチリ打てるかが勝負のホールです。

 

第1打

宅島選手、1Wできっちりと左サイドへナイスショット。

飛び過ぎ注意報発令中の三浦選手、5Uでフェアウェイ真ん中へへナイスショット

久保選手は、3Wでフェアウェイ左側へナイスショット。ここまで来るとティーショットのマネジメントも三者三様。いよいよ大詰めのところから、今週の放送がスタートしています。

 

第2打

1番手は、三浦桃香選手。146y8Iで見事グリーンオン。ピン横7.5mにつけます。

青山薫プロは、そのショットを見てリズムがいいと絶賛していました。

2番手は、宅島美香選手。144y9Iで。力が入ったのか、左に引っ掛けグリーン左サイドへ。アプローチが残りました。打った瞬間久保選手が、「我慢しろ~」と叫んでましたが、左に行くのを我慢しろという意味で言ってたことに、久保選手の仲間思いの一面を見えました。

3番手は、久保啓子選手。138y8I。打った瞬間「何でこんなショットが出るかな~」と言ってしまったショットは、フェイスが被って入ったのか、左に引っ掛けショート。同じくアプローチが残りました。「気持ちが入ると、いつもと違う所に力が入る。イメージしている通りに出来ない」と一言。

 

第3打

まずは、久保選手。14y58度上りのアプローチ。ナイスアプローチ。ほぼOKの距離につける。

2番手の宅島選手。9y58度若干下りのアプローチ。同じくナイスアプローチ。OKの位置につける。

3番手は、グリーン上からパットの三浦選手。バーディなら無条件で9Hまでいける大チャンス。

約7.5mのフックラインは、残念ながら打ち切れず60センチのショート。

 

第4打

三浦選手は、先のパットの続きでお先にで60センチを入れ、パーを確定。続いて宅島選手、久保選手、難なくパットを入れて、3人でのサドンデスとなりました。

 

サドンデス

上りの36y上りのアプローチ対決。ジャンケンの結果、久保選手、三浦選手、宅島選手となります。

ピンがグリーン手前にあるため「足が使えない。止めるアプローチを打てないと」と青山薫プロ。

プロでもその加減が難しい、ピンが手前のアプローチ。

選択肢は58度でスピンをかけてピンピタで止めるのが理想的なんでしょうが、それこそこの場面でそんなボールを打てるのは松山選手か怖さを知らないジュニアの選手位でしょうか。

結果的には、3人ともまさかの大ショート。一番遠かったのが三浦選手で10y手前でした。

脱落は三浦選手

(反省会 三浦選手)

第8ホール169yPAR3

残り3人でニアピン20万円のかかった池越えのショートホールです。

 

第1打

谷本選手 4Uで高い球になり右手前バンカーへ

宅島選手 4Uで力んだのか思いっきりショート。あわや池ポチャとなるところでした。

久保選手 5Uでナイスショットは、砲台グリーンをわずかにオーバー。向こう側へ落ちてしまう。

残念ながら、ニアピン該当者はいませんでした。宅島選手は、「もう一回打ったら駄目ですか?」気持ちは分かるが、ニアピンではなくなるので当然ダメでした。

 

第2打

誰もワンオンが居なかったため3人ともがアプローチでの勝負となります。

宅島選手から、25y58度。上りの深めのラフからのアプローチ。先ほどのサドンデスに近い状況でしたが、今回はインパクトで緩まず見事に挙げて直接グリーンオンし、あとはコロコロ足を使って80cmにつける見事なアプローチ。決して手で打つのではなく、クラブの重さを使って打てていたアプローチに、細川和彦プロ絶賛していました。

 

次は、谷本選手。雨の中の20y56度でのバンカーショット。砂が湿っており、これまた難しい。結果として、直接ボールに当たってしまい、ホームランしグリーンオーバー。次がまた難しい急な上り傾斜のアプローチが残りました。続いて19y残ってしまった谷本選手の第3打アプローチ。気持ちが切れてしまったのか、アプローチは寄せ切れず大オーバーとなる。

 

ラスト、久保選手。全くグリーン面が見えないご自身の身長以上の砲台グリーンへ難しいアプローチ。12y58度で。ショートが一番ショックが大きい一打。多少のオーバーは仕方ないと思ってアプローチすべき状況。結果的に3..5mピンオーバーするも、あの状況の砲台グリーンへのアプローチでよくショートしなかったと褒めるべきアプローチだったと思います。

 

9mのパットを残した谷本選手。第4打のボギーパットが入らず、この時点でダボ以上が確定する。

次は久保選手。3.5mのパーパット。下りのスライスライン。ショートするもお先の距離でそのままカップイン。ボギー確定。

そして、1m離れていた谷本選手。ダブルボギーパットを先に入れました。

ラストは、80cmの宅島選手。見事パーパットを沈めました。

 

谷本選手が脱落。湿ったバンカーでのホームランが悔やまれます。

(谷本選手 反省会)

<h3>第9ホール504yPAR5</h3>

いよいよ最終ホール。宅島選手と久保啓子選手の同級生対決になります。

1打目・2打目は両者ともナイスショット。残り100y勝負となります。

 

3打目

121yPWは、久保選手。左へ引っ掛けながらもナイスオン

109yAWは、宅島選手。ピンデッドに僅かオーバー。今日はショットの調子が抜群です。

 

4打目

13mのバーディパットは久保選手。さすがに遠すぎましたが、それでも距離感はピッタリ。

2.8mの下りフックのバーディパットは宅島選手。決まれば優勝でしたが、ほんの僅かにはずしてしまいバーディならず。お先にのパー。

久保選手も50cmのパーパット。難なく入れてプレイオフへ突入。

 

<h3>プレイオフ</h3>

1番ホール390y Par4は、二人もパー

2番ホール343yPar4も、二人ともパー

ここまで見てきて、34歳同級生の二人でお互い親友らしく、いい意味の緊張感と一方で楽しんでゴルフをしている雰囲気、またお互いがお互いのプレイを称賛している姿に、視聴者の皆さんもほんわかしたのではないでしょうか。

 

3番ホール154yPar3、二人ともナイスオンでバーディー対決となる。

宅島選手4.2mの僅かなスライスラインを見事読み切り、ナイスバーディ。

そして2.8m久保選手のパット。入れればプレイオフ継続、外すとその場で脱落が確定する大事なパットとなります。その緊張感の中、見事パットでバーディを入れ返す。両者ともバーディでプレイオフ継続となりました。

 

4番ホール420yPar4、池越えのティショットの左ドッグレッグのホール。第1打はお互いフェアウェイキープも、2打目で宅島選手がナイスオンに対し、久保選手がグリーン手前でバンカーイン。雨の降る中の難しいバンカーショットが残ってしまいました。

第3打。久保選手は31y砲台グリーンへのバンカーショット。残念ながらトップ気味に入ってしまい、グリーン奥のバンカーへ。やはり難しかったとはいえ、ここでのミスは痛い。しかも奥のバンカーの淵まで行ってしまい、直接ピン方向に打てない場所へ。アンプレアブルをする訳にはいかず、打つためにはフェイスが入る選択として、ピン左側の方のラフ方向に打つしかなく第4打目は出すだけ。第5打はラフからのアプローチも寄せ切れず。

そして宅島選手の8.5mのバーディパット。スライスラインでカップインしなかったもののお先にのタップインでパー。この時点で宅島選手の優勝が決まりました。

(久保選手 反省会)

まとめ

優   勝    宅島美香 選手 

(宅島選手 優勝スピーチ)

第9ホール脱落 久保啓子 選手

第8ホール脱落 谷本純菜 選手

第7ホール脱落 三浦桃香 選手

第6ホール脱落 四村彩也香選手

第5ホール脱落 今 綾奈 選手

第4ホール脱落 識西諭里 選手

第3ホール脱落 小林瑞季 選手

第2ホール脱落 石山千晶 選手

第1ホール脱落 久保宣子 選手

 

今月のサバイバルは、見どころが多かったですね。

最年長の2人が最終ホールに残ってくれたことは、嬉しかったです。2人のプレイオフは本当にドキドキしました。特にプレイオフ3ホール目で先にバーディを決めた宅島選手に対して、久保選手がバーディを入れ返し粘り強くゴルフをされていたところなど、プロだなと強く感じました。

プレイオフ最終ホールは、アンラッキーだったと思いますが、2打目上りの160yをミスした久保選手に対し、同じく上り160yキッチリとオンさせた宅島選手にはまだまだツアーでもやっていけると感じました。是非、LPGAツアーに戻ってきて欲しいと思いました。

そして、この2人が素晴らしかったのが、お互いのプレイを称賛し続けていたことです。プレイオフなどまさにミスしてくれたら勝てる訳で、それを望むのはおかしいことかもしれませんがやはり勝負なのでこの気持ちがあってもおかしくない。しかし、そんな素振りは一切見せませんでした。

ゴルフは、相手のミスよりも自分がどれだけいいプレイをするか問われているスポーツだと、今回のサバイバルを見て改めて感じました。

今回も第1週目に予想した宅島選手が見事優勝と成りました。2カ月連続で優勝者が当たりました。

来月も予想を楽しみマス~♪

 

4週に渡った「サバイバル7月の陣」今回もありがとうございました。

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