JLPGAの2021年開幕戦、第34回ダイキンオ-キッドレディスゴルフト-ナメントが3月4日~3月7日、琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県) / 6,561Yards Par72(36,36)で開催されました。
入場制限はあったものの1年3カ月ぶりの有観客試合は、最終日最終ホールまでもつれる大接戦。
ギャラリーもテレビ視聴者も、大いに盛り上がる4日間となりました。
18番ホールでバーディーを決めた小祝さくらが、通算14アンダーで優勝しました。
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目次
第34回ダイキンオ-キッドレディスゴルフト-ナメントの賞金総額
4日間ト-ナメントの賞金総額はなんと1億2千万円で、優勝者は2,160万円を手することができる高額賞金の大会です。
プロアマ108名が参加して、決勝ラウンドへは45位タイまでが進めます。
3日目からの決勝ラウンドは、62人(アマ1人)で争われました。
出場選手一覧と組み合わせ
開幕戦だけあって有名選手が勢ぞろいしています。
この大会初出場となる渋野日向子や賞金ランキングトップの笹生優花、上位選手の古江彩佳、原英莉花が出場して開幕戦にふさわしい顔ぶれとなりました。
出場選手一覧と組み合わせはJLPGAホームページで確認することができます。
https://www.lpga.or.jp/tournament/jlpgatour/2021/1160/teetimes/4
TBS系列にてテレビ放送されました
【地上波-TBS】
3/6(土)16:00~16:54・3/7(日)15:30~16:54
【BS-TBS】
3/5(金)18:30~19:30・3/6(土)19:00~20:00・3/7(日)17:30~18:54
【CS-TBSチャンネル2】
3/5(金)10:30~12:30・3/6(土)8:20~11:15・3/7(日)7:30~10:15
注目の渋野日向子は初日20位タイでスタ-ト
渋野日向子は-1の20位タイで初日をスタ-トし、最終日は-5の13位タイに終わりました。
渋野は安定感と再現性の高いショットを打つために、スイング改造中であることを公言しています。
昨年と比べるとバックスイングでトップの位置を少し低めにして、コンパクトな横振りのスイングで左へのミスを防いでいました。
4日間のフェアウェイキープ率は73.2%、パーオン率は69.4%で結構良い感じでスイング改造が進んでいるようです。
結果は13位タイに終わりましたが、今年も注目しなければならない選手の一人であることは間違いはないでしょう。
2日目は西郷真央を追って森田遥が-10で首位タイに浮上
初日トップはジャンボ軍団門下生の西郷真央が-8の単独首位で、二日目も森田遥と-10で首位タイをマークしています。
西郷は原英莉花や笹生優花と同じくジャンボ軍団の門下生で、師匠のジャンボ尾崎からは、「せごどん」の愛称で呼ばれているプロ二年目の19歳です。
初日から3日目までトップをキープするも、最終日の17番ホールでボギーを打ってしまい一歩後退。
最終18番ホールで「ここは攻めるべき」と230ydを3Wでツーオンを狙いますが、大きく左へ曲げてしまい、結果は-11の4Tで終了しました。
まだまだ若いので、これからの活躍に期待がもてる選手です。
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3日目も西郷真央と森田遥が-12で首位タイをキープ
森田は2017年の北海道meijiカップでツアー初優勝をしていますが、その後は成績が残せていません。
昨年は14試合で予選落ちが10回となり、賞金シード権を喪失しました。
背水の陣で挑んだこの試合は最終18ホールでバーディーパットがカップにとどかず、−13の2位で終了しました。
「去年は本当につらかった。どん底でしたね」と語った彼女の完全不復活が楽しみな一年になりそうです。
3日目は小祝さくらが-10の2位につけて、最終日最終組の主役が揃います。
最終日大接戦を制したのは小祝さくら
最終日は雨の中の優勝争いとなり、小祝さくらは2打差を追ってスタ-トしました。
終盤までもつれた優勝争いも、小祝のバーディーパットを残すところになり、外せば森田とプレーオフです。
どこか天然キャラの彼女はこのプレッシャーに動じることはありませんでした。
1メ-トルのバーディーチャンスをしっかり決めて、ツアー通算3勝目を14アンダーの逆転優勝で飾りました。
小祝はこの優勝でトッププロに必要な勝負強さも手に入れたように思います。
きっと今年は数多くの試合で優勝争いに絡んでくることは間違いないでしょう。
大会のまとめ
まれにみる大接戦が注目された大会ですが、ホールインワンが4回もあり4日間大会の最多記録も更新しています。
観客も入り今年のトーナメントはなんだか面白くなりそうな予感をさせる開幕戦でした。
上位入賞者
優勝小祝 さくら -14・2位森田 遥 -13・3位田辺 ひかり -12
4T上田 桃子 -11・4T西郷 真央 -11・6位菊地 絵理香 -10
7T河本 結 -9・7T稲見 萌寧 -9・9位全 美貞 -8・10T川満 陽香理 -7
10T新垣 比菜 -7
賞金ランキング上位者の結果
笹生 優花 予選落ち・古江 彩佳33T・原 英莉花33T・渡邉 彩香28T・永峰 咲希13T
西村 優菜28T・鈴木 愛47T
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